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ワークフロー / 業務自動化SaaS

ワークフローSaaS比較【2026年】中小企業向け3選

2026/5/7 · 編集部

この記事で解決できること

「紙の稟議を電子化したい」「承認が遅くて意思決定が止まる」——こう感じている中小企業の経営者・総務担当に向けて、2026年時点で中小企業への導入実績が豊富なワークフローSaaS 3製品を機能・価格・連携の観点で比較します。

自社の規模や既存ツールに合った製品が5分でわかるよう、選定チェックリストと比較表をまとめました。


中小企業が稟議・ワークフロー電子化で直面する課題

  1. 承認のブラックボックス化 — 紙やメールでは誰が止めているか見えない
  2. リモート・テレワーク非対応 — 印鑑のためだけに出社が発生する
  3. 法令対応の後手 — 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応した保管ができていない
  4. コスト過剰 — 大企業向けERPを導入してしまい、機能を使いこなせない

ワークフローSaaSはこれらを低コスト・短期間で解消できますが、製品によって「シンプルさ重視か、業務アプリ拡張性重視か」で方向性が大きく異なります。


選定の4つの基準

基準チェックポイント
機能の過不足テンプレート数、多階層承認、代理承認の有無
コスト月額単価、初期費用、最低ユーザー数
既存ツール連携会計・経費・チャットツールとの連携
導入スピード設定工数、無料トライアルの有無

比較対象の3製品

1. ジョブカンワークフロー(株式会社DONUTS)

「とにかく低コストで紙稟議を電子化したい」中小企業向け

  • 月額費用: 1ユーザー300円〜、初期費用なし
  • 無料トライアル: 30日
  • 主な機能: 稟議・各種申請テンプレート(200種類以上)、多階層承認、代理承認、経路自動判定、スマホ対応、進捗可視化、データエクスポート
  • 連携先: ジョブカン勤怠管理、ジョブカン経費精算、Slack、Microsoft Teams
  • セキュリティ: ISMS、プライバシーマーク
  • 対象規模: 1〜300名

強み

  • 1ユーザー月300円は同カテゴリで最安水準
  • 200種類以上の申請テンプレートで初日から使い始められる
  • ジョブカンシリーズと組み合わせると勤怠・経費・給与まで統合できる

弱み

  • 複雑な条件分岐ワークフローには対応しきれない場合あり
  • kintoneのような業務アプリの内製化・拡張はできない

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2. kintone(サイボウズ株式会社)

「稟議だけでなく、自社業務全体をノーコードで仕組み化したい」企業向け

  • 月額費用: 1ユーザー1,000円(ライト)〜1,800円(スタンダード)、最少5ユーザーから
  • 無料トライアル: 30日
  • 主な機能: ノーコードアプリ作成、承認ワークフロー、データベース機能、スレッド/コメント、プロセス管理、外部連携(API/プラグイン)、権限管理
  • 連携先: Salesforce、3,000以上のプラグイン・連携サービス、Slack、Microsoft Teams、各種会計ソフト
  • セキュリティ: ISMS、SOC2、ISO 27017
  • 対象規模: 1〜300名以上

強み

  • 稟議・申請だけでなく案件管理・顧客管理・在庫管理なども同一プラットフォームで構築可能
  • 3,000以上のプラグインで柔軟な拡張ができる
  • 国産大手で導入実績・サポート体制が充実、セキュリティ認証も手厚い

弱み

  • 設定の自由度が高い分、最初の設計に学習コストがかかる
  • シンプルな申請だけに使うと1,000〜1,800円/ユーザーはやや割高

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3. バクラク申請(株式会社LayerX)

「支出管理全体をモダンに統合したい」成長企業・中堅企業向け

  • 月額費用: 要見積もり(バクラクシリーズの組み合わせで変動)
  • 無料トライアル: 30日
  • 主な機能: 稟議・申請ワークフロー、多階層承認、バクラクシリーズ連携、仕訳自動化、法人カード連携、スマホ対応
  • 連携先: バクラク請求書、バクラク経費精算、バクラク電子帳簿保存、主要会計ソフト
  • セキュリティ: ISMS、SOC2、プライバシーマーク
  • 対象規模: 11〜300名以上

強み

  • LayerXらしいモダンなUI/UXで、現場への操作教育コストが低い
  • バクラクシリーズで稟議〜請求書受領〜経費精算〜支払いまでシームレスに自動化できる
  • 急成長中のプロダクトで機能アップデートが速い

弱み

  • バクラクシリーズを複数利用しない場合、ワークフロー単体としてのコスパが見えにくい
  • 価格が非公開のため、複数社見積もりが前提になる

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機能・価格比較表

項目ジョブカンワークフローkintoneバクラク申請
最低月額300円/ユーザー1,000円/ユーザー要見積もり
初期費用なしなし要確認
無料トライアル30日30日30日
テンプレート200種類以上自作(豊富な参考あり)標準テンプレートあり
多階層承認
代理承認
ノーコードアプリ作成××
経費精算連携ジョブカン経費精算各種プラグイン経由バクラク経費精算(ネイティブ)
Slack / Teams連携要確認
ISMS
SOC2×
対象規模1〜300名1名〜大企業11名〜大企業

※料金は記載時点の公開情報。最新は各公式サイトで要確認。


規模・目的別の選び方

従業員30名以下・まず低コストで電子化したい

ジョブカンワークフローがベスト。月額300円/ユーザーで即日導入可能。ジョブカン勤怠・経費を使っているなら連携メリットもある。

稟議に限らず業務全体をデジタル化・内製化したい

kintoneを選ぶ。稟議フロー以外に案件管理・顧客管理なども同一基盤で構築でき、3,000以上のプラグインで業務特化した仕組みを社内で作れる。ただし設計工数を見込むこと。

freee・バクラクで支出管理をまとめて自動化したい

バクラク申請が最有力。稟議から支払いまでのデータ連携がネイティブで、仕訳自動化まで含めた統合が強み。バクラクシリーズを既に使っている、または導入検討中なら費用対効果が高い。

自社に合ったツール選びに迷ったら、バックオフィス診断ツールも活用してください。ワークフロー以外のバックオフィス課題はワークフローカテゴリTOPで詳しく解説しています。


よくある質問(FAQ)

Q1. ワークフローSaaSの導入期間はどのくらいかかりますか? A. テンプレートが充実したジョブカンワークフローやkintoneであれば、申請フォームの設定完了まで1〜2週間程度が目安です。承認経路の複雑さや社内教育の工数次第で前後します。

Q2. スマートフォンで承認操作はできますか? A. 本記事で紹介した3製品はいずれもスマホ対応しています。リモートワークや外出先での承認にも対応しています。

Q3. 電子帳簿保存法に対応していますか? A. ジョブカンワークフローはワークフロー申請データの保存機能があります。請求書や領収書などの電帳法対応には、経費精算・請求書SaaSと組み合わせた運用が一般的です。バクラク申請はバクラクシリーズとの連携で電帳法対応を一体化できます。

Q4. 無料で試せる製品はありますか? A. 3製品すべてに30日間の無料トライアルがあります(バクラク申請は要問い合わせ)。実際のフローを組んで現場担当者に試してもらってから導入判断することを推奨します。

Q5. 既存の会計ソフトと連携できますか? A. kintoneはSalesforceや各種会計ソフトとプラグイン経由で連携可能です。ジョブカンワークフローはジョブカン経費精算を介して主要会計ソフトに連携できます。バクラク申請はバクラクシリーズ経由で主要会計ソフトに対応しています。


まとめ

  • 低コスト・即導入重視 → ジョブカンワークフロー(300円/ユーザー、テンプレート200種以上)
  • 業務全体のデジタル化・拡張性重視 → kintone(ノーコード開発、3,000以上の連携)
  • 支出管理の統合自動化重視 → バクラク申請(バクラクシリーズとのネイティブ連携)

3製品ともに30日間のトライアルを提供しています。まずは稟議フローのテンプレートを1本組んでみて、現場担当者の使い勝手を確認するのが最短の導入成功ルートです。


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